【レベル別】このような劣化は外壁塗装の必要なサインです!

2022.11.09

目安として築10年ほどが経過したら、外壁塗装のタイミングです。
この時期をすぎると、サイディングやモルタルの耐久性が落ちてしまうことから、塗装して防水性を高める必要があります。
しかし、お家の環境によっては10年をすぎる前に劣化がひどくなってしまったり、反対に10年を過ぎてもまだ外壁塗装をしなくてもいいお家も。
タイミングを見計らうには、どのような点に注目すればいいのでしょうか。

こちらの記事では、外壁塗装をしたほうがいいサインについてご紹介したいと思います。
そろそろという方も、まだいいかなと思っている方も、知っていて損はございません。ぜひ参考にしてみてください。


■劣化を見つけたら早めに動くのがおすすめ

以下に紹介する外壁の症状ですが、どのような種類であっても早めに外壁塗装を行うことをおすすめします。
なぜかというと、見つけたその時が一番劣化が少ない状態だからです。
雨水を弾かなくなった外壁や屋根は、防水の機能がないため徐々に雨水を吸うようになり、次第に雨漏りを起こすようになります。雨漏りは雨水が染みる以外に、柱や断熱材を腐食させるため、耐震性や断熱性にも影響が出てしまうでしょう。
そのままでは、安心して住み続けられません。

チェックしてみたけど、まだ大丈夫。
そう思っていても、目に見えない場所で劣化が進んでいる可能性が高く、タイミングを逃せば塗装よりも費用のかかる外壁材の張替え、建て替え工事に発展してしまう恐れがあります。

外壁塗装は先を見越して、適切なタイミングで行うことが重要なメンテナンス工事です。
遅すぎてしまうと、塗装によるメリットは得にくく、お家がぼろぼろになってしまうデメリットが増えるでしょう。
それを踏まえて、これらのサインを見ていただければと思います。


■外壁塗装したほうがいいサイン:レベル1

今すぐ必要というわけではありませんが、1~2年の間に工事を計画したほうがいいサインです。

・色あせしている

日光の当たる南側・西側の壁に表れやすいのが色あせです。
中間色のクリーム色やグレー、白黒は分かりにくいですが、はっきりした濃い色などは新築時と比べて、その差が分かりやすいでしょう。
この色あせの原因は紫外線です。紫外線によって顔料を構成する化合物の繋がりが破壊されることから、このような
壁一面が色あせるのではなく、まだら状になりるのが特徴です。
この色あせが進行すると、チョーキングという現象が起きます。

・外壁が汚れている

主に交通量の多い道路沿いに面していたり、近くに公園や畑などがあったりすると、排ガスや土埃によって外壁が汚れやすくなります。
新築時の外壁なら防水性が高く、水を弾く状態なので雨である程度流されます。
汚れがついたままの状態が長く続いていると、壁が水を吸い込んでいると考えられるでしょう。

・シーリングが汚れている

外壁のつなぎ目はシーリング(コーキング)というゴム状の建材が充填されていますが、このシーリングが劣化すると表面がべたべたになります。これは中に含まれる可塑剤が表面に滲出するブリード現象によるもので、このべたべたした状態が続くとホコリなどの汚れがくっついていくことに。暗い色であれば分かりにくいですが、白い色だと汚れが目立つでしょう。

・チョーキング

外壁を触ると、白い粉がつく現象です。
紫外線によってダメージを受け、顔料が表面に浮いてくることから起こります。
このチョーキングがひどいと、触った指が真っ白になるケースも。
粉自体が防水性の低下を引き起こしているわけではないので、高圧洗浄などで落としても防水性が復活することはありません。


■外壁塗装したほうがいいサイン:レベル2

外壁塗装に対してそろそろ腰を上げたほうがいいサインです。

・カビやコケ、藻が生えている

壁が水を吸うようになってしまうと、壁面に水分が留まりやすくなります。日当たりの悪い日陰などではそれが顕著になるでしょう。その壁面にカビやコケ、藻の胞子がくっつくと、徐々に広がって壁面が緑色になったり黒ずんだりすることに。
とくに水辺の近い立地や、ガーデニングを近くで行っていると、このようなカビ・コケ・藻の発生が見られます。
これらは壁に根っこを張って劣化を早めるため、最悪壁がぶよぶよになることも。
カビ・コケ・藻は塗装前にバイオ洗浄という、専用の洗剤を使った洗浄方法をとる必要があります。

・ひび割れがある

経年劣化や地震などの振動が加わると、外壁の表面にひび割れ(クラック)が生じます。
0.3mm以下のものはヘアークラックといい、ダメージが表面に留まっているため、上から塗装すれば問題ないことが多いですが、0.3mm以上のものは補修作業が必要になるでしょう。塗装前にひび割れ周辺を削って、樹脂を詰め込まないといけません。
このひび割れはとくにモルタル・コンクリート外壁で見られることが多いでしょう。


■外壁塗装したほうがいいサイン:レベル3

恐らく目安の10年を過ぎており、早々に塗装を行ったほうがいいサインです。

・鉄部、外壁のサビ

お家にはさまざまな部分で金属が使用されていますが、サビが見られたら要注意です。
鉄はそのままだとすぐにサビが生じるため、メッキ加工や塗膜によって守られているのですが、劣化してしまうと中身に届いてサビにつながります。
サビが生じると見た目も悪いほか強度を失うため、手摺りなどに体重をかければぽきんと折れてしまう可能性が。
モルタル外壁であっても下地にラス網という金網を使用しているため、ひび割れなどから雨水が浸入するとサビてしまい、隙間から赤サビの混じった水が流れます。
なお、玄関ドアや換気口などで使われているアルミニウムやステンレスは、非常に耐久性が高いため、サビはあまり見られないでしょう。

・サイディングが反っている
現在、日本で多く使われている外壁材は窯業系サイディングです。
このサイディングが劣化すると、変形を起こして反ってしまうことがあります。気温の変化や水の吸い込みで収縮と膨張が繰り返され、隙間が生じて雨水が内部に浸入しやすい状態になってしまうでしょう。
この場合外壁塗装ではなく、外壁材を剥がして新しいものを張る必要が出てくることも考えられます。

・塗膜が剥がれている

塗膜が劣化すると、下地と塗膜の間に水分が入り込んで剥がれてしまうことがあります。
これでは下地がむき出しになるのでどんどん水を吸い込みます。すぐに塗装をしたほうがいい状態です。
新築時のどの外壁にも塗装がされているため、一度も塗替えをしていないお家でも見られます。
塗装工事をして2~3年以内に剥がれることもありますが、これは業者による塗料選びのミスや手抜きなどの施工不良が疑われます。

・シーリングがひび割れている

つなぎ目にあるシーリングですが、劣化すると柔軟性を失って固くなります。
進行するとひび割れが生じたり、剥がれたりするので、壁に穴が空いているのとほぼ同じ状態に。ひどいと中の建材がのぞいていることもあり、そこから雨水が入ると腐食が進んでしまうでしょう。
外壁塗装の際には、塗料を塗る前に古いシーリングを剥がして新しく打ち替えるため、新築時のようなしっかりとした状態に復活します。


■まとめ

劣化があるからといってお家がすぐに壊れるわけではありませんが、ゆっくりと見えないところで劣化は進むので、ある日地震や台風が起きてほかの家よりぼろぼろになってしまう可能性はあるでしょう。
これらのサインが見られたら、プロによる外壁診断などをお願いするといいかもしれません。
外壁塗装は遅かれ早かれ、お家に必要なリフォームです。築10年ほどが経っておりましたらご検討ください。

リカラ外壁塗装店は姫路市を中心に神戸市、赤穂市にて外壁塗装を承っております。
当方は外壁塗装専門サイト「外壁塗装の窓口」では優良認定店をいただいており、高い品質に自信があります。
お見積りは無料ですので、紹介したサインが見られたらお気軽にご相談ください。

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